任意整理を決断した日
借金が900万円まで膨れ上がり、返済が難しくなった私は、ついに任意整理を決断。数ある法律事務所の中から信頼できそうな弁護士事務所に相談し、正式に依頼したのが約1ヶ月半前のことでした。
任意整理の最初の動き|受任通知の送付
弁護士への依頼後、すぐに「受任通知」が各債権者(クレジットカード会社や消費者金融など)に送付されました。これにより督促の電話や手紙はピタリと止まり、精神的にもかなり楽になったのを覚えています。
債権調査の開始と必要書類の提出
その後、弁護士事務所では各債権者から「取引履歴」を取り寄せ、債権調査が行われました。この間、私は特にやることはなく、弁護士からの指示があるまでは静観していました。必要書類の提出も最初にまとめて行いました。
債権調査完了の連絡|1ヶ月半後の進展
そして今日、弁護士事務所から「債権調査が完了し、調査報告書を郵送する」との連絡がありました。この報告書には、各債権者との取引履歴を基に引き直し計算された正確な借金額が記載されているそうです。
今後の流れ|和解交渉と返済開始
- 報告書の確認:まずは報告書を受け取り、内容を確認します。
- 和解交渉の開始:弁護士が各債権者と利息カットや分割返済の条件について交渉します。
- 和解成立:おおよそ2~3ヶ月以内には多くの債権者と和解が成立する見込みです。
- 返済の開始:和解内容に基づき、毎月の返済が始まります。
任意整理中にやってはいけないこと
- 新たな借金(闇金・家族・友人問わず)をしない
- 債権者への直接交渉や連絡をしない
- 報告書や和解内容を確認せずに放置する
弁護士に任せているとはいえ、こちらも書類の確認や相談にはきちんと対応する姿勢が必要です。
これから任意整理を考えている方にとって、この体験談が少しでも参考になれば幸いです。
次回は「和解成立後の返済と生活の変化」についてお届けする予定です。