【要注意】海外FXで作った借金は債務整理できる?法律と現実のギャップを解説
「日本の金融庁に登録されていない海外FX業者を使っていたけど、借金が膨らんでしまった……これって債務整理できるの?」
私自身、20代後半でギャンブルとFXにのめりこみ、国内外を問わずハイレバレッジの海外FXを利用。気づけば、資金の追加入金を繰り返し、借金は数百万円規模に膨れ上がっていました。
この記事では、私の体験を交えながら、海外FXの借金が債務整理の対象になるかどうかを、法的根拠と現場対応の両面から詳しく解説します。
海外FXは違法なの?そもそも何が問題?
まず大前提として、海外FXを利用すること自体は違法ではありません。
ただし、以下のようなリスクがあります:
- 日本の金融庁に未登録 → 投資家保護がない
- ゼロカットシステムといいながら追証請求が来るケースも
- レバレッジ100倍以上が普通 → 瞬間的に大損リスク
つまり、違法ではないが非常にリスクが高い投資とされ、借金につながるケースが後を絶ちません。
免責不許可事由とは?海外FXはギャンブルと同等扱い?
自己破産でよく問題になるのが「免責不許可事由」です。
- 浪費・ギャンブル
- 投機的取引(過度な株・FXなど)
- 財産隠し
海外FXは「投機性が高く、浪費に近い」と判断されることもあり、全体の借金の中に占める割合が高いと、裁判所が免責を認めないリスクもあります。
ただし、裁量免責(事情を加味して裁判所が免責を出す)という制度があり、以下のようなケースで通ることがあります:
- 生活の再建意志がある
- 浪費や投機をやめている
- 精神的・家庭的に追い詰められていた背景がある
弁護士と協力して反省と経緯をしっかり主張することが重要です。
債務整理を成功させるポイント
- 業者の所在情報をできるだけ控えておく(メール、ログイン履歴、送金履歴など)
- 自分の資金の動き・損失の経緯をメモ(言い訳ではなく、事実)
- 海外FX以外の借金も整理対象に → 例えばクレカや消費者金融など
- 専門家に早めに相談 → 自己判断はリスクが大きい
まとめ|海外FXの借金、諦めずに相談を
海外FXで膨らんだ借金は、たしかに複雑で処理が難しいケースもありますが、諦める必要はありません。
私のようにFXやギャンブルで失敗しても、生活を立て直そうとする意思があれば道は開けます。
まずは無料相談から、状況を整理していきましょう。
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