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【鬱病と依存症シリーズ第2回】「働けない自分」を責めないで|借金と精神疾患がもたらす現実と、再起への道

自身のこと・借金について

投稿日:2025年5月30日

働きたくても働けない…借金と鬱が同時にのしかかる現実

ギャンブル依存や買い物依存から抜け出したくても抜け出せず、気づけば借金は膨らみ、気力も体力も尽きてしまった。そんな経験をしている人は少なくありません。
さらに、「仕事に行けない」「集中できない」「体が動かない」といった鬱症状が重なれば、返済どころか生活すらままならなくなっていきます。

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「鬱病+借金」の二重苦がもたらす悪循環

鬱になると、次のような状況に陥ることがよくあります:

  • 出勤できなくなる → 収入が途絶える
  • 医療費・生活費を借金でまかなう → 借金が増える
  • 借金の督促でさらに心が追い込まれる
  • 何も手につかず、自己否定が強くなる

このループに入ると、「自分が悪い」と責めがちになりますが、これは“病気による脳の反応”であり、意志の問題ではありません。

法律事務所では語られない現実:「働けない人の債務整理」

多くの法律事務所のサイトでは、債務整理の流れやメリットを理路整然と解説していますが、「働けない」「生活保護」「精神疾患」といった現実的な課題にはあまり触れられていません。
実際、任意整理や自己破産の相談をしても「働いてないと返済計画が立たない」「収入がないと難しい」と門前払いされるケースもあります。

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しかし、対処法がないわけではありません。精神疾患がある場合は、以下のような選択肢が現実的に存在します。

  • 医師の診断書を添えて「支払不能」を証明し、自己破産を申し立てる
  • 生活保護と併用しながら法テラスを利用して弁護士費用を分割・免除
  • 病状が安定するまで返済を一時的にストップし、債権者と交渉

あなたの脳と心が回復すれば、再スタートは必ず切れる

脳科学の観点から見ると、依存症や鬱は「報酬系の働き方」が正常に機能していない状態です。
つまり、意欲や快感、達成感を感じる回路が鈍っているため、行動が起こせず、負のループに陥ってしまいます。

しかし、この状態は一生続くわけではありません。適切な医療、周囲のサポート、そして少しの希望があれば、徐々に回復し、生活を立て直すことができます。

まとめ:まずは「相談」からでいい。働けない=人生終了ではない

「借金を抱え、仕事もできず、どうしたらいいかわからない」——そんな状況の方に伝えたいのは、「まずは相談することが第一歩」ということです。
弁護士、精神科医、支援団体…あなたを助けるための仕組みは、必ずどこかにあります。

次回は、「実際に鬱で働けず生活保護を受けながら債務整理をした体験談」をご紹介します。

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