【体験談】任意整理でリボ払い497,500円の和解が成立|頭金なし・3%利息で月々11,000円
実際に任意整理で和解した内容
私はクレジットカードのショッピングリボ払いで497,500円の借金があり、支払いが困難になったため任意整理を弁護士に依頼しました。
今回、1社との和解が成立しました。提示された和解条件は以下の通りです。
- 支払い総額:497,500円
- 和解条件:頭金155,000円を入れるか、年3%の利息付きでの分割
- 選択した条件:頭金なし、年3%の利息
- 月々の返済額:11,000円
- 支払い回数:51回(約4年3ヶ月)
積立金を頭金に使えない理由
任意整理を依頼してから毎月積立金を支払っており、現在の残高は71,000円ありました。これを頭金に充てられないか確認したところ、以下の理由で不可との回答でした:
もうすぐ他社との和解も控えており、その支払い開始に備えて積立金を確保しておく必要があるため、今回の頭金には充てられない。
つまり、複数の債権者と交渉が進んでいる場合は、全体の支払いスケジュールを見据えて積立金を配分する必要があるということです。
任意整理の和解条件における「頭金」と「利息」の選択
任意整理の交渉では、債権者から「頭金を支払えば無利息」「頭金なしなら利息付きでの返済」といった選択肢を提示されるケースがあります。
今回、私は頭金を準備できなかったため、年3%の利息で分割払いという条件を選びました。これは一般的に見ても非常に良心的な利率です。
実際の支払い例:
- 497,500円に対して年3%の利息
- 月11,000円×51回(総支払額:約561,000円)
結果として、約63,500円の利息が上乗せされる形になりますが、無理のない返済計画として納得のいく内容でした。
今後の注意点とアドバイス
- 積立金は全債権者への支払い開始時に重要な原資となるため、勝手に充当しないようにしましょう。
- 利息ありの和解は総額が増えますが、頭金が不要なので負担が分散されます。
- 他社との和解条件も今後決まるため、月々の支払い総額には注意が必要です。
和解が進むことで、ようやく具体的な返済計画が見えてきます。焦らず、弁護士と連携を取りながら進めることが大切です。
この記事が、任意整理を検討中の方の参考になれば幸いです。
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