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【借金地獄への階段⑧】キャッシュレス社会と借金の感覚喪失

自身のこと・借金について

【借金地獄への階段⑧】キャッシュレス社会と借金の感覚喪失

現金を使わないと、お金を使っている感覚も消える

スマホひとつで何でも買える時代。
便利さと引き換えに、人は「お金を使っている感覚」をどんどん失っています。

これは借金地獄へ続く落とし穴の一つでもあるのです。

キャッシュレス社会が引き起こす問題

  • お金を「減った」と感じにくくなる
  • 手元の残高と実際の使いすぎにズレが生まれる
  • 後払い・リボ払い=未来の自分にツケが回る仕組み
  • 借金の始まりに気づきにくい

特に「今月は使いすぎた」と思っても、来月の請求額を見てから後悔するというパターンが非常に多く見られます。

無意識のうちに「借金」を増やしている

キャッシュレス決済は便利な反面、お金の重みや減る感覚を鈍らせてしまうという側面もあります。

「PayPayなら使っても大丈夫」
「クレジットは支払いが先だからセーフ」
そう思っていても、それはすでに「借金」です。

キャッシュレス時代の借金ルート

  1. キャッシュレス決済で支出が増える
  2. リボ払い・分割払いで月額負担が軽く感じる
  3. 毎月の収支が赤字に
  4. 足りない分を消費者金融やおまとめローンに頼る
  5. 返済が追いつかず債務整理へ

「今すぐは困らない」という感覚が、地道に首を締めていくルートです。

現金に戻して気づいたこと

「債務整理してクレカも使えなくなって、現金払いだけの生活に。
毎回ATMに行って、財布の残高を確認して、ようやくお金の価値を取り戻した気がします。
キャッシュレスは便利だけど、自分のような人間には毒だったのかもしれません。」

債務整理とキャッシュレスの相性

債務整理をすると、クレジットカードや後払い系の決済は原則使えなくなります
結果として、現金中心の生活に戻り、「お金を使う実感」が戻ってくる人も多いのです。

これは副次的なメリットともいえるでしょう。

まとめ:便利さの裏にある「無自覚な借金」

キャッシュレスは確かに便利ですが、その便利さが借金を借金と気づかせない力を持っています。
「気づいたら残高が足りない」「いつの間にか借金が増えていた」
そんな人こそ、一度立ち止まり、支払いの仕組みと向き合うことが大切です。

次回は「借金地獄への階段⑨:家族やパートナーに隠すことで加速する崩壊」についてお届けします。

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