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【ギャンブル脳シリーズ第7回】【脳科学で解明】ギャンブル依存と感情コントロールの関係とは?負けを認められない脳の正体

自身のこと・借金について

「ギャンブルをやめたいのに、やめられない」――その裏には、脳と感情の密接な関係があります。
本記事では、ギャンブル依存と“感情コントロール”の関係について、脳科学的な観点から解説していきます。

ギャンブルと感情は切り離せない

ギャンブルをする人の多くが、「勝った時の快感」だけでなく「負けた時の悔しさ」や「取り返したい」という強い感情に突き動かされています。

この感情がコントロールできなくなることで、何度もギャンブルを繰り返す“依存のループ”が生まれます。

負けを認められない脳|その仕組みとは?

脳には報酬系と呼ばれる神経系があり、ギャンブルで勝った時にはドーパミンという快楽物質が大量に分泌されます。

一方、負けた時は「快感を失ったストレス」が強くなり、脳は「もう一度勝って快感を得たい」と命令を出します。

この状態を繰り返すことで、「負けを認める」ことができない脳の習慣ができあがってしまいます。

感情のループが依存を強化する

ギャンブル依存者は、以下のような感情のサイクルに陥ることが多いです:

  • ①勝った喜び → ②負けた悔しさ → ③取り戻したい → ④また賭ける

このサイクルは一度始まると理性よりも感情が支配し、冷静な判断ができなくなります。

感情コントロールが崩れるとどうなる?

感情に支配されると、次のような問題が起きます:

  • ・借金をしてまでギャンブルに走る
  • ・生活費や家族の信頼を失う
  • ・現実逃避を繰り返し、自己否定のループに入る

この状態を放置すると、経済的にも精神的にもどん底に向かってしまいます。

ギャンブル脳から脱却するには?

まず必要なのは、自分の状態を「おかしい」と客観的に認識することです。そこから、以下のような行動が効果的です。

  • ・専門家(弁護士・依存症外来)に相談する
  • ・アプリやSNSなど、ギャンブルへの入口を遮断する
  • ・自分の感情をノートに書き出して「客観視」する

ギャンブル依存と闘っているあなたへ

かつての私も「資金さえあれば勝てる」「自分は依存していない」と思っていました。
しかし、その考えは脳が作り出した幻想でした。

冷静に振り返れば、負けても負けても同じことを繰り返していた自分がいました。

今、この記事を読んでいるあなたも、どこかで変わりたいと思っているはずです。その気持ちが、第一歩です。

債務整理BLOG|完済までの奮闘記

このブログでは、ギャンブル依存に悩む方や借金問題を抱える方へ、専門的かつ体験者の視点で情報を発信しています。

次回「ギャンブル脳シリーズ第8回」は『ギャンブル依存とうつ・不安障害の関係』を予定しています。

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