当記事には広告が含まれています
当記事には広告が含まれています

ギャンブル脳シリーズ【第3回】ギャンブルで借金を作った人の9割が陥る思考パターンとは?

自身のこと・借金について

債務整理BLOG|完済までの奮闘記をお読みいただきありがとうございます。

今回のテーマは、ギャンブルで借金を作ってしまう人の「典型的な思考パターン」について深掘りしていきます。借金を作ってしまった原因の一つに“ギャンブル脳”の思考のクセがあると気づくことは、債務整理だけでなく再発防止にもつながります。

ギャンブルで借金を作る人の9割が持つ3つの思考

1.「資金さえあれば勝てる」と思い込む

ギャンブルにのめり込む人の多くは、「今はたまたま負けているだけ。資金さえあれば、いつかは勝てる」と思い込んでいます。
この考えはギャンブル依存症の特徴的な認知の歪みであり、冷静な損益計算ができなくなっています。

2.「勝った記憶だけが鮮明に残る」

脳科学的にも、ギャンブルによる勝利の快感はドーパミンの分泌 逆に負けた記憶は無意識に排除され、結果として“勝てる”という幻想にしがみついてしまいます。

3.「借金は一時的なもの、どうにかなる」と思う

実際には返済能力を超えて借金をしているにもかかわらず、「あと1回勝てば完済できる」「来月には臨時収入がある」といった希望的観測で現実逃避するケースも多く見られます。

体験談:私がギャンブルで借金を作ったときの思考

私自身も、ギャンブルが原因で数百万円の借金を作りました。
当時の思考を振り返ると…

  • 「今がチャンス、今買わないと機会損失」
  • 「負けるつもりでしていないので、負けるという思考がゼロ」
  • 「借金はいつか勝った時に返せばいい、何とかなるだろう」
  • 資金が尽きるとどうにかしてギャンブルするお金を作ろうとする、支払いや生活費を使ってしまう

こんな風に、正常な判断ができていなかったのが今ではよく分かります。
そして何より怖かったのは、借金が増えても「なんとかなる」と思い込んでいたことです。

なぜギャンブル脳になるのか?【科学的背景】

ギャンブルを続けることで、脳は快楽報酬系の刺激に慣れてしまい、より強い刺激(大きな賭け)を求めるようになります。
これは薬物依存やアルコール依存と非常に似ており、本人の意志だけでは制御が難しくなります。

また、「近い将来に大きな報酬が得られる」と予測する脳の誤作動が、借金をしてまでギャンブルにのめり込む原因とされています。

借金地獄に陥らないためにすべきこと

  1. 借金の原因を直視する
    ギャンブルが原因であるなら、それを否定せずに認めることから始まります。
  2. 債務整理などの専門家に相談
    任意整理や自己破産など、あなたの状況に合った方法があります。
  3. ギャンブル依存への対策をとる
    自助グループや精神科など、依存を断ち切る方法を探しましょう。

まとめ|ギャンブル脳に気づくことが借金解決の第一歩

借金の原因がギャンブルであっても、あなたがそれに気づき、行動を変えることができれば、状況は必ず改善できます。

ギャンブル脳の罠にハマらないためにも、自分の思考パターンを客観視し、必要であれば債務整理や専門家の助けを得ましょう。

次回は「ギャンブル依存から抜け出すための5つの行動」について解説します。


債務整理BLOG|完済までの奮闘記

タイトルとURLをコピーしました