オンラインカジノは日本国内で違法
日本国内から海外のオンラインカジノにアクセスし、賭博を行うことは刑法第185条の賭博罪に該当し、違法とされています。たとえ海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からの利用は処罰の対象となります。
政府・警察の方針と最近の逮捕事例
警察庁は、オンラインカジノの利用を厳しく取り締まっており、2025年4月には、吉本興業所属の芸人6人が単純賭博容疑で書類送検されました。これらの芸人の中には、ギャンブル依存症を自覚している者も含まれていました。
また、2024年には、オンラインカジノの賭博に関与したとして摘発された国内の利用者・業者は計279人にのぼり、前年の約3倍となっています。
規制強化の動き
政府は、オンラインカジノへの誘導広告やSNS上の投稿などを規制する法改正を検討しています。これにより、違法な賭博への誘導を防止し、プロバイダーが削除要請に対応しやすくすることを目的としています。
借金問題との関連
オンラインカジノは、手軽にアクセスできることから、ギャンブル依存症を引き起こしやすく、借金問題に発展するケースが増えています。特に、クレジットカードのショッピング枠や消費者金融を利用して資金を調達し、借金が膨らむ事例が多く報告されています。
まとめ
オンラインカジノの利用は、日本国内では違法であり、政府・警察は取り締まりを強化しています。また、ギャンブル依存症による借金問題も深刻化しており、早期の対策が求められています。違法性を認識し、安易に手を出さないよう注意が必要です。