「ギャンブル脳シリーズ」第6回の記事では、実際にギャンブル依存から抜け出した方々の体験談をご紹介します。自分と似たような境遇の人の声を知ることで、きっと明日からの行動に変化が生まれるはずです。
なぜリアルな声が必要なのか
ギャンブル依存に苦しんでいると、「自分だけがダメなんじゃないか」「もう抜け出せない」と思い込みがちです。しかし、実際には多くの人が似たような悩みを抱え、立ち直っていった事例があります。
Aさんのケース|パチンコ依存→脱却
40代男性のAさんは、10年以上パチンコに依存し、借金も300万円近くまで膨らんでいました。休日はすべてホール通い。「今日は勝てる」という思い込みから抜け出せなかったと語ります。
しかし、妻の言葉で目が覚め、弁護士に相談し任意整理を開始。同時に財布に現金を入れず、パチンコ店に近づかない環境を作ることで少しずつ距離を置くことができました。
Bさんのケース|オンラインカジノ→依存症外来と家族の支援
30代女性のBさんは、コロナ禍での孤独からオンラインカジノにのめり込みました。スマホ1つで簡単に始められることが逆に依存を加速。気づけばクレカとカードローンを使い込み、総額250万円の借金に。
家族に打ち明け、精神科で依存症外来を受診。医師と家族の支援を受けながら、司法書士に債務整理を依頼し、生活を立て直していきました。
Cさんのケース|競馬・借金→任意整理と生活再建
20代後半のCさんは、会社の同僚と始めた競馬がきっかけでハマり、気づけば消費者金融4社から計200万円以上を借入。返済が追いつかず、督促の電話に怯える日々。
ネットで情報収集をし、「債務整理」という言葉を知り、すぐに弁護士に相談。任意整理で返済計画を立て直すと同時に、ギャンブル関連のSNSやアプリをすべて削除し、生活改善を図りました。
共通点|立ち直った人たちに見られる3つの行動
- 1. 専門家に相談している(弁護士・司法書士・依存症外来など)
- 2. 環境を変えている(スマホアプリの削除、誘惑のある場所に近づかない)
- 3. 誰かに頼っている(家族、パートナー、支援団体など)
今悩んでいるあなたへ
「自分も同じように変われるだろうか…」と思うかもしれません。しかし、ここに紹介した人たちも、最初は不安だらけでした。変わるきっかけは“最初の一歩”です。
あなたにも、抜け出す力はあります。まずは、話を聞いてくれる人に相談することから始めましょう。
債務整理BLOG|完済までの奮闘記
当ブログでは、借金問題に悩むあなたを応援しています。債務整理や依存症対策について、専門家の視点で役立つ情報を日々発信中です。
次回の第7回は「ギャンブル依存と感情コントロールの関係」について詳しく解説予定です。お楽しみに!
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